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2016年 06月 08日
四月に苗を送ってもらったロベリアが花盛り。 さくらんぼ(佐藤錦)の木に食べられそうな実がようやく二つぶ。 青梅をたくさんいただいて、ありがたいが、やることがいっぱいあって青息吐息。 まあ、なんとか元気。 #
by Kcouscous
| 2016-06-08 14:03
| あれやこれや
2016年 05月 27日
「樹木希林さん舞台挨拶付き是枝和裕監督『海よりもまだ深く』上映会」というのを見にいった。出演者舞台挨拶付きの上映会というのがそんなに人気のあるものとは知らなかったので、朝起きるのがチョー苦手な友だちが一大奮起して早朝から並んで私のぶんまでチケットをとってくれなかったら見られないところだった。 「舞台挨拶」は上映終了後、100人くらいしか入らない小さな劇場の親密な雰囲気のなかでおこなわれた。写真は撮ってもちっともかまわない、どんどん宣伝してくださいと希林さんが言うので撮ってみた。フラッシュなしのへぼケータイのカメラなのでひどい写真だが、まあこんな感じ。 いや〜面白かった。こんなに頭のいい、話の上手なひとに会ったのは久しぶり。言葉にむだがなく、よどみなく、観客から出る要領を得ない質問にも、意味するところを瞬時にとらえてうまく話を展開させ、監督の違いから、他の共演者たちの演技の変化から、映画づくりのディテールに至るまで、幅広く語って聞く人たちを引きつけた。若い人たちのファンが多いことにも驚いたが、「どこそこの古い団地に私のおばあちゃん、おじいちゃんが住んでいたんですけど、映画のあの感じと本当に同じで、思い出して感動してしまって……」と若い女の子が発言すると、「ああ、あの団地も大きいのよね。でもね、あなた、あそこができたころは抽選が大変だったのよ」などと個人対個人の世間話モードになり、そこから、自分の好みとは違うけれども、演じているうちにああいう団地であんなふうな一生を終える人生もありなんじゃないかと受け入れられるようになった、と自分の気持ちの変化もさらりと語るのである。 あらかじめ用意していた答えや決まり文句はひとつもない。率直で言うことがきっぱりしているが、人を傷つけない配慮がある。自分の「ふつう」の基準を持っていて、どんな場に出ても動じず、国のいちばんえらい人にも宅配便のにいちゃんにもまったく同じ態度で接するひとと感じた。映画そのものには私はそれほど感心しなかったが、このひとのたたずまいには、もうえらく感心した。 #
by Kcouscous
| 2016-05-27 22:15
| あれやこれや
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2016年 05月 16日
今日のいただきもの −− 帆布のトートバッグ。 全国刑務所作業製品展示販売会で購入したそうだ。大きさも手頃なしっかりしたバッグで、裏布の柄もおしゃれ。なんといっても正面の蓋に縫い付けられたロゴマーク(?)がすごい。 中央に監獄の「獄」の字、上下に「はこだてPRISON」である。「創業明治弐年、本日開監」なのだ。明るく堂々としていて冗談のセンスもあり、このロゴマークをセールスポイントにして売り出そうというしたたかさも感じられる。縫い目はこまかく真っ直ぐで、とてもきれいに仕上がっている。こういうしっかりした技術を持っているなら、自信を持って、塀の外に出てもまじめに働いて真っ直ぐに生きてほしい。 ↓こちらは私がつくった、縫い目の曲がった小ぶりのトートバッグ。 「財布と携帯電話とエコバッグを入れて買い物に行くのにちょうどいい手さげ」というリクエストがあったので、マリメッコの生地で。 #
by Kcouscous
| 2016-05-16 21:29
| 食べられないもん
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2016年 05月 10日
「……というふうに思います」と言う人の言うことは信じないと思っていたのだが、昨日のニュースでどこかのえらい大学の年老いた名誉教授までが「……というふうに思います」と言ったので仰天した。まあそういえばA首相だってスガ某だって言うしな。 こういう表現はわずか数年前まではなかったと思うのだが、その広まりかたの速度と範囲の広さはどうだろう。いかにも全体主義的社会構造とメンタリティじゃないか。北朝鮮の悪口など言ってる場合じゃない。 「ありがたいなというふうには思っております」って、何が不足なんだよ。「みなさんに感動を与えられるように頑張れればいいかなというふうに思います」って、あっさり「頑張ります」と言えばいいじゃん、とか思ってイライラするので、テレビは見ない。 ……って、いつも言ってるか。。。 今日の作業は、新ショウガの甘酢漬け(ガリ)と、 露地ものの小さいが香り高いイチゴのジャム。 #
by Kcouscous
| 2016-05-10 14:51
| 食べるもん
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2016年 05月 03日
森と〜泉に〜囲まれたここは、フランスはパリ郊外 ……ではなくて、福島裏磐梯。磐梯山を望む広大な敷地に建っている諸橋近代美術館だ。こんな山深いところにシュールレアリストのダリの作品が集められている。ゼビオの創立者が建てた。 ダリの絵は飽きるところがあるが、ここのコレクションは彫刻が多く、彫刻作品はあまり見たことがなかったので面白かった。 一部でパメーラ・ジューン・クルックというイギリスの現代画家の企画展もやっていた。ポール・デルヴォーのようなマグリットのような清水登之のような画風の器用な画家だが、彼女のコレクションがこの美術館に入ることになった経緯が面白い。 1995年、パリのギャラリーで初めての個展を開いていた彼女は、今日は雨でお客も来ないだろうなあと退屈していた。すると日本人男性が二人入ってきて、ひそひそ囁きあいながら絵を見ていたが、なんと展示されていた作品をまるごとぜんぶ買ったのだった。その日から彼女の人生は一変したにちがいない それを買ったのがこの美術館の創設者、ゼビオの社長・諸橋延蔵だったわけだが、自分の個人的な趣味であれ何であれ、こういうかたちであり余るお金を使い、社会に還元するのはいいことだと思う。 会津みやげのいろいろ。 #
by Kcouscous
| 2016-05-03 11:36
| 旅
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