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2006年 12月 07日
アメリカのベン・シャーンは、クキクキッという硬い線が小気味いい、好きな画家だが、その彼がマーシャル諸島付近でアメリカが秘密裡におこなった水爆実験のことを"Lucky Dragon Series"という連作に描いていることは知らなかった。 おとなになってから日本にきて日本語で詩を書き、中原中也賞などをとってしまった驚くべき詩人アーサー・ビナードが、そのシリーズとその他から絵を選んで再構成し、文を書いた『ここが家だ−−ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社/2006年)という絵本が出ている。偶然近くの海でまぐろを捕っていて被爆し、「放射能病」で苦しんだ第五福竜丸の23人の漁船員のことが描かれている。「このひとたちは、私たちみんなだ」というのがこの本のメッセージだ。 ベン・シャーンが事件に衝撃を受けてこのシリーズを描いたのは1957-58年のことで、そのときにはまだ生まれていなかったアーサー・ビナード(1967年生まれ)が丹念に絵を選び出し、思いのこもった文を添えて一遍のストーリーにしている。アメリカ人にもいろいろな人がいる。
by Kcouscous
| 2006-12-07 17:07
| 製本/本
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Comments(2)
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http://gray.ap.
at 2006-12-15 18:23
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http://gray.ap.teacup.com/123ja8119/img/1163754221.jpg
http://gray.ap.teacup.com/123ja8119/img/1163939177.jpg http://gray.ap.teacup.com/123ja8119/img/1163841236.jpg 運輸省事故調査委員会報告書の写真です。 「きれいな爆弾」の現実です。地獄です。このような核兵器は廃絶すべきです。 これがその「瞬間」に中性子線によって圧力隔壁という金属に金属疲労として投影された 「映像」です。 我々はこの現実に目を背けるべきではありませんし二度と繰り返してはなりません。 放射線強化型水素爆弾による地獄の瞬間は地上にも放射されました。下部組織に刻 印されているためいたるところで見られます。 http://gray.ap.teacup.com/123ja8119/img/1166080689.jpg http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/1901rjtt-to-roah/1810651.jpg 乗客は「きれいな爆弾」により昇華されました。この惨状が正当化できる理由はありえませ ん。被弾の瞬間の機内の「映像」は限りない悲壮に満ちております。「きれいな爆弾」の地 獄が繰り返されることがあってはなりません。
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at 2006-12-18 19:13
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