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2018年 09月 25日
昨日の栗の残りで。 栗とベーコンは別々に食べたいという向きもあるでしょうが(爆)、この組み合わせが妙にうまい。薄切りベーコンと栗をバターで炒め、ブイヨン(スープ)を加えて10分ほど煮込む。 この料理は、もう染みだらけになったこの本↓に出ていた。 『西井都の家庭でつくる軽やかフランス料理』(日本放送出版協会/1994) 著者紹介に、1960年に渡仏してフランス映画監督イヴ・シアンピ家で専門の料理人についてフランス家庭料理を学んだとある。つまり岸恵子さんの家で料理人見習いをしていた人なのだ。「フランスでも恋しくなったのがたけのこ」だそうで、缶詰のたけのこをなんとかおいしく食べたいと工夫してよく作ったという「たけのこのトマト炒め」なんかが載っていたりする。世界のどこにいても何でもある今と違って、このころは日本食の材料はなかなか手に入らなかったし、それだけ郷愁が募ったのだろう。 フランスのふつうの家庭で作られている料理を扱っているので、使われている材料の種類も少なく、料理法もごくシンプルなのにおいしいので、ずいぶんたくさんの料理をこの本から学んだ。いまでも手に入るのかなと思って検索してみたら、残念ながらもう絶版になっているらしい。ついでに、著者の西井都さんは20数年のフランス滞在と30余年のフランス料理家としての活動のあと、どこかの尼寺に行って本格的な精進料理を学び、その師匠の後継者になったという情報が出てきた。つくづく学ぶのが好きな人なんだな。
by Kcouscous
| 2018-09-25 20:39
| 食べるもん
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Comments(8)
栗を油で炒めるなんて、私的に不思議な料理の部類に入ります。でもこの季節およばれの席に行くと色々なものに栗って入っているものね、
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Kcouscous at 2018-09-28 23:33
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とっしゅ
at 2018-09-29 18:45
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この場合のバターで炒めるというのは、あらかじめ茹でておいたものを、ですか?
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Kcouscous at 2018-09-29 22:11
*とっしゅさん
はい。私は買ってきた一袋をまとめて茹でてしまって、いろいろに使い回してますが、この本には「栗は強火の蒸し器で約10分間蒸し、温かいうちに鬼皮と渋皮をきれいにむく」とあります。
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okanouegurasi at 2018-10-01 03:04
あっ、この方は朝日デジタルに載っていました!岸恵子さんの姪御さんです。とにかく親戚筋の人で今は東京都下、どこかの禅寺で予約客だけに精進料理を出していらっしゃるとか。ぜひ行ってみたいものだと思いながらメモをなくしてました。
栗よ、栗。...北米では全滅している憧れの栗!!!
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Kcouscous at 2018-10-01 13:34
*okanouegurasiさん
ああ、そうなんですか! 岸恵子さんちの台所ってプロの料理人と弟子たちがいるようなところなのかと思ってましたが、親戚筋の娘さんならうなずけますね。 調べました^^ 小金井市の三光院だそうです。 え?! 北米では栗は絶滅したんですか? う〜ん、マロングラッセや瓶詰めの甘露煮では秋の栗の味はないしね〜〜今度はぜひ秋に帰国を!
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okanouegurasi at 2018-10-02 02:44
三光院ですか。サンキューです!!
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Kcouscous at 2018-10-02 07:31
*okanouegurasiさん
行かれることがあったら、ぜひレポートしてくださいね!
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