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2012年 07月 01日
少し前のことになるが、「ちゃんとした」マーブリングの方法を習ってきた。平凡社ライブラリーの表紙のマーブル紙を制作している工房で。 これは手製本の表紙や見返しに使うためのもので、絵の具はアクリルカラーを使っている。色の重ね具合や絵の具の落とし方がむずかしいが、始めたら際限なく遊んでしまいそうな気配。今年の夏休みの遊びだな。 日本では「帳簿マーブル」というのがあって、帳簿の小口をこのマーブル模様で染める仕事があったそうだ。ページを切り取ったり差し替えたりするとすぐにわかるので改竄防止のために染められたという。その専門家は日本にひとりくらいしかいなくて、もう亡くなったそうだが、いまはどうしてるんだろうな? もう帳簿付けはパソコンの会計ソフトでやるから仕事自体がないのか? <追記> 「帳簿マーブル」についての詳しいサイトがあったので興味のあるかたはどうぞ。 http://www.tokyochuo.net/issue/traditional/2004/09/index.html http://www.kokuyo.co.jp/chronicle/yowa/ledger/
by Kcouscous
| 2012-07-01 10:17
| 製本/本
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Comments(12)
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mototot
at 2012-07-02 00:22
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コロンバンのマーブルケーキの要領か?
小口の帳簿、手書きでつけてまふ・・・・
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Kcouscous at 2012-07-02 10:18
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hiro
at 2012-07-02 14:32
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お久しぶりです。私、その職人さんTVでみたことあります。
一般の方にも教えていらっしゃたけど・・・亡くなられたんですね。
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wildrose53 at 2012-07-02 15:34
美しいですね。爽やかで素敵な色合い。
マーブル。若い頃に憧れて、お遊びでマーブル模様を作る道具一式買いました。一式、と言ったってプラスチックのトレイと櫛と絵の具が数本入ってただけでしたが。それでもハマりました。楽しかったなあ。 帳簿の小口にマーブル、というのは初めて知りました。そういう理由がちゃんとあった、というのもすごいけど、まずは見た目が美しいということがなんだかすばらしい。帳簿なのに。
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mototot
at 2012-07-02 23:17
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Kcouscous at 2012-07-03 08:08
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Kcouscous at 2012-07-03 08:13
*ハルさん
ありがとう。やっぱりハルさんもハマりましたか^^ マーブルとか墨流しというと、みんな、あ、小学校のときやったとか、幼稚園でやったとか言うんですが、フィレンツェにいくつか有名な工房があって、職人さんたちが何十年も修行しているくらいだから、本格的なものは本格的なんですよね^^ まあ、まねごとだけでも楽しんでみましょうか。
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Kcouscous at 2012-07-03 08:19
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stcl at 2012-07-03 08:36
う、マーブリング、ツボです。昔は文具にこだわっていて、日本の事務用品の美しくなさが嫌で、もっぱら舶来モノを愛用していたとき、マーブリングの紙ばさみはお気に入りでした。たぶんまだ持ってるはず。さがしてみよう。
「墨流し」という言葉も好きだし、マーブルチョコレートも好きです(わけわからんコメントですいません…)。
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Kcouscous at 2012-07-03 10:25
*stclさん
む、ツボですか^^ マーブリングの紙ばさみって、それフィレンツェのイル・パピーロ社のでしょう。あこがれですよね。でも全紙1枚で1万円くらいするので、自分でつくってみようかと(笑) マーブルチョコレートに墨流し、着流しの健さんも好きです(わけわからん…)。
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wildrose53 at 2012-07-05 21:57
Kcouscousさん、帳簿の詳しいサイトをご案内くださってありがとうございます。
顔料ひとつとっても、とても手間のかかるものなのですね。この方が60歳を過ぎて本格的に学ぶために渡欧したということ、素晴らしい。
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Kcouscous at 2012-07-10 10:30
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