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2011年 09月 13日
左から二番目にあるのが、前回話題にのぼった革包丁。全体が鋼の刃なので、研いでいけば手で持てなくなるところまで使える。握りやすいように中央に布テープを巻いた。左端は平目打ち。箱や帙やケースにひもなどを付けるときに、細長い穴を開けるのに使う。革包丁の右隣は、イチョウごてとか溝付けごてとか呼ばれるもので、コンロなどで熱して、背と表紙の間に溝を付けるのに使う。その隣は目打ち。その隣の2本はへら。竹べらの上にあるのは竹指輪といって、糊付けした部分の上をころがしてぴっちり貼付けるのに使う。実のところ、右側の目打ちとへらと針と糸くらいあればだいたいの手製本はできる。それでもだんだん道具が増えていくのは、まあ単に道具好きなため。 ついでに上部にあるのは洋カンナと日本の船底型の豆カンナ。カンナかけはむずかしくて、よく腕のいい大工さんがしゅっ、しゅっと極薄の長い漉き昆布のような削りカスを出しているが、あんなふうにはとてもできない。金槌でとんとんとたたいて刃の出しかたを微妙に調節する和カンナよりは、ネジで調節できる洋カンナのほうがずっと簡単だというが、どっちにしてもうまく使えないからほとんど使わない。それならなぜ持っているかというと、まあ単に道具好きなため。
by Kcouscous
| 2011-09-13 23:04
| 製本/本
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Comments(6)
道具好き。
工作好き。 だった。 目が近距離焦点合わせを嫌うようになって全部放棄。
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Kcouscous at 2011-09-14 07:43
『研いでいけば手で持てなくなるところまで使える。』
片刃だな。手でもてなくなるのは孫の代か。 『それならなぜ持っているかというと』 つくるひとは 環境が大事なのだ。Motivationを高める道具なのだ。
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Kcouscous at 2011-09-14 12:40
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mican-lingo
at 2011-09-14 21:21
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革包丁の、ぐるぐる巻きテープに,萌えますです。
左右対称のものが並んでいるのも、ここちよいです。
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Kcouscous at 2011-09-16 06:58
*micanさん
みかんさんは面白いところに目がいくね。布テープはその教室に何色かあって、好きに使っていいことになったのですが、先生が来て「これ、どうしたんです? 足りなかったんですか?」と言うのです。「いや、ちょっと変化を付けるといいかなと思って……」と言うと、あたりにいた人たちがくっくっと笑いました。どうもこんなところに変化を付ける必要はなかったらしい(^^;)
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