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2011年 07月 11日
![]() 本屋の「新潮文庫2011年の100冊」の棚にこんな人目を引く装幀の本があり、艶やかな一色刷りのカバーが新鮮だったのと、先日コメント欄で出てきた「村岡花子」の名が懐かしかったのと、2冊買うとキーホルダーがもらえるというのとで、ついふらふらと買う。日本語タイトルの下の「akage no anne」と「yoru no mickymouse」というローマ字と英語のちゃんぽん書きのタイトルは変な感じ。 おまけのキーホルダーのパンダはしばらく前から人気のリサー・ラーソンというスウェーデンのデザイナーの作だが、これとこれまでのyondaパンダのデザインとくらべると、日本人は「かわいい」のが好きなんだなあと思う。リサ・ラーソンのパンダはこわもてだ。しかしパンダという動物はあの目のまわりの黒丸にごまかされてひょうきんそうに見えるが、よく見ると獰猛なこわい目をしているので、こちらのほうがよりリアルと言える。日本でこちらのパンダがどれだけ人気が出るかは興味あるところ。 実を言うと、このリサ・ラーソンの写真を見たとき、この本の表紙を思い出した。この写真は実に強烈で、そこに書かれている事実は実に恐ろしかった。インドには女性蔑視に基づく「ダウリー」という制度がまだ根強く残っていて、花嫁が花婿やその家族に要求される額のダウリー(持参金)を用意できないと、激しく虐待され、生きながら火をつけられることも多々あるという。毎年6000人から7000人の女性が台所で事故を装って殺されているというこんな報告もある。
by Kcouscous
| 2011-07-11 22:53
| 製本/本
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Comments(8)
ダウリー、
インドの悪しき慣習というより、あれは『人殺し』です! 年上のだんなが病死し、若い嫁が一緒に焼かれたという話も・・ 日本に生まれて良かった・・のか
*nabetsumaさん
良かったんじゃないですか? 言いたい放題のツマだって火をつけられたりすることはないし(^^)
ダウリーですか、知らんかった、、インド映画でなにやらヨメさまをいじめるのがあったけど、あれがそうなのかな。
まだまだ変な制度が残ってるもんですね。 パンダの目って私も怖いとおもう。かわいいふりしてるところが余計に怖い。
*totiさん
いじめるとかいびるとかいうレベルをはるかに超えてるのが怖いですね。 パンダは本人(?)が「かわいいふりしてる」わけじゃないと思うけど^^、黒○○子さんあたりが、かわいいかわいいと言いふらしたのが、そもそもの間違いかも。 ![]()
ダウリーという名称は知りませんでしたが、“以前は”そういう悪習があると聞いていました。
まさか、いまだに跳梁跋扈していたとは・・・。 女性が強い国の方が、なんだか安心感があります。 日本の根幹は母系社会にあったと思っているのですけれど、インドは違うのでしょうかね?!
「可愛い」志向は一種の日本人の病理かなぁと思うことがあります。どう考えても自立などとは相容れない。それと、「泣き」とも深い相関がありますね。ある定義によると「対象への全面的な帰依」が泣きという情動の核心とか。「きゃわいい〜」というのもそういう意味ではまったく同じかも知れません。
*KIKIさん
え〜と、ちと歴史をベンキョーしてみると、輪廻転生説の仏教の発祥地インドは、アーリア人侵攻以前は母系社会だった、ヒンズー教は男神より女神が下位の女性蔑視の宗教である、しかし地母神信仰の残る南インドは北インドにくらべて女性の地位が比較的高い、と……ふむふむ。 まあ日本でも原始、女性は太陽であった、かもしれないけど、「産まれたか! なんだ、女の子か……」の時代は長いですからね。
*とっしゅさん
「病理」ですか……。いまの日本人の文化的嗜好、時代の好みに過ぎないって気もしますが。 うむ……暑いので、あとで考えよう。。。
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