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2010年 12月 04日
この塗りものは2、3年前に近くの民芸店で買った。木製でとても軽く、値段も軽かったので、果物を入れたりコーヒーマグを載せたりして便利に使っている。韓国のものらしいが本来は何に使うのだろうかと思っていたら、昨日見た『チャングムの誓い』でチャングムが煎じ薬を入れた茶碗をこれに載せて運んでいた。 韓国ドラマはほとんど見たことがなく、「韓流」は「かんりゅう」ではなくて「はんりゅう」とよむのだということもつい最近知ったばかりだが、『チャングムの誓い』はヨンさまとかカンさま命というおばさまがたよりも、小難しいことを言う男の人たちが面白いと言うので、どんなドラマなんだろうと思ってレンタルDVDを見始めた。これが……長い! DVDで18巻まであって、1巻に60分のドラマが3本入っているから、なんと第54話まである。1年近くかかってついに13巻まで来た。こういうのはいったん見始めてしまったら、途中でやめればそれまでの時間が無駄になるから、とにかく最後まで見なくちゃならないんである。めざせ、ゴール! 確かに時代劇の主人公が女で、しかも儒教の国で若い女があらゆる艱難辛苦を乗り越えて出世していく物語というのは非常に興味深い。そのチャングムは毎回これでもかこれでもかというほど苦難に逢い、すさまじい陰謀の標的にされるが、もう絶体絶命というところを聡明さと勇気と友人たちの助けで切り抜けていく。あんまり続けて見ると水戸黄門的パターンに思えてきて飽きるが、しかしその切り抜け方には知恵と工夫がある。料理や医術の蘊蓄が豊富にあるし、あきれるほど美女が出てきて、美女以外はかなりの不美女で並というものがなく、あれだけ長いドラマで若くて美形の男はミン・ジョンホただひとりしか出てこないというのは驚きで、チャングムを除けば、わかりやすい顔の表情だけで表現する俳優たちの演技が見事にワンパターンというように、適度な期間をおいて見れば見どころはたくさんあってすごく面白い。しかし……長い。 *** 今年もイラクのがんと白血病の子どもたちに薬を送るワンコイン・チョコ募金が始まりました。よろしかったらご協力をお願いします。
by Kcouscous
| 2010-12-04 23:27
| あれやこれや
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Comments(10)
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nabetsuma at 2010-12-05 08:39
チャングムはアニメで観ました〜 うふっ
アニメのほうは、おのこはハンサムもいまっせ〜 (大きな声では言えませんが「韓流」は「かんりゅう」でなく 「はんりゅう」というのを知ったのはこちらも最近) チョコ募金、こちらも案内来ました! バレンタインまで相当ありますが、チョコの品質は大丈夫なんでしょうか? 六花亭が作ってるんですね。
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Kcouscous at 2010-12-05 10:30
*nabetsumaさん
あ、アニメじゃぜったいだめ。これはまず人の表情とかしぐさとか、料理の包丁さばきや食材がすごく面白いのです。しかも吹替えでなく字幕でぜひ。 (「はんりゅう」…私だけじゃなくてよかった〜〜) ヴィンテージものは平気なので^^チョコの品質なんて考えませんでしたが、冷蔵庫に入れておけば大丈夫なのでは? クリスマスプレゼントにしてしまってもいいかもですね。
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daikatoti at 2010-12-06 07:54
どういうわけか、韓流ものは一度も見たこと無し。
昼間テレビで何だか知らない韓流ものやってますがあれがチャングムかな。(確認、チャングムでした)テレビは吹き替えやからスカン。 しかし、一年かかって13話までという見方がまだるっこしいですなぁ(笑 何年前かの正月に「24」を72時間分ぶっ続けで見てぶったおれそうになりましたっけ。
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Kcouscous at 2010-12-06 21:01
*totiさん
私も韓国ドラマはこれが初めてだけど、異文化だからいろいろ発見があって面白いです。すごく時代遅れの話題かなあと思いましたが、いまもテレビでやってるならよかった^^ 吹替えはみんな同じ声で、変な抑揚つけてしゃべるからスカンですよね。 1年かかって13話じゃなくてDVD13巻だから39話。ま、それでもまどろっこしいでしょうが(笑) でも54話=54時間もぶっ続けて見たら吐きますで。よくもまあ72時間も!
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yocchi0220 at 2010-12-06 22:03
あっはっはっは
かれこれ5年前にBSで観て以来、もう3度も観ちゃったもんね~。 (とはいえ、それ以外の作品はほとんど観ておりませんが) チョン尚宮様とハン尚宮様が大好きで、特にヤン・ミギョンさんの (ハン尚宮さんの役者さんです)宮廷料理ツアーっていうのに本気で 参加したいと思ったほどでございます。 にしても、長い!(笑) ハン尚宮さんの人気が高すぎて、登場の回がどんどん増えて行って 放映回数まで増えるっていう、韓国独特のドラマの作り方ですよね^^ にしても、やっぱ長い!
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Kcouscous at 2010-12-06 23:25
*yocchiさん
えっ、あの長いのを3回って、すごくないすか?@@ そうですか、ハン尚宮様ってそんなに人気があって、そんなことになってたんですか。ハン尚宮は厳し過ぎて表情も堅かったけど、最後に死ぬあたりがすごくよかったですね。いま、そのハン尚宮様の無念をはらすためにチャングムは王の秘文書館に忍び込んであぶないとこ^^(結末は教えないでね) その宮廷料理ツアーってのには、私も本気で参加したいです。
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nogiku
at 2010-12-07 01:53
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2年ほど前に友人にビデオを借りて、ぶっ続けで観賞しましね。
チャングムの料理や薬草の知識もさることながら、韓国の宮廷の様子や、その衣装風俗の美しさに魅了されましたが~ しかしです、内容は、いつの時代もどこの国もいずこも同じで、王の権力に取り入る高官と、王に差し出す料理を携わる女官たちの権力闘争が主題で、いわば大奥物語。その女たちの権力闘争に、これでもかというほどの艱難辛苦に出会いながらも、けなげに、賢く強く、しなやかに生きていくチャングムの姿に、男たちは主人公の美しさもあって惹かれるのだとか・・・。 わたしは薬膳料理に関心を持ちました!
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at 2010-12-07 21:14
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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Kcouscous at 2010-12-07 23:03
*nogikuさん
なるほど、そういうわけで男の人たちに人気があるわけですか〜。 確かに状況設定は大奥物語だけど、どろどろした陰湿なものと性的なものがすっぽり抜けてて、腕くらべ知恵くらべの冒険物語みたいになってるところも人気の秘密かもしれないですね。いろんな要素がうまく取り入れられていると思います。
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Kcouscous at 2010-12-07 23:06
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