![]() by Kcouscous カテゴリ
フォロー中のブログ
foggyな読書 ことのは・ふらり・ゆらり... となえウタと 往来座地下 NabeQuest(na... 春巻雑記帳 日常と夢の記憶 石のコトバ O Kumatetsu Ga... Lenzgesind エッフェル塔マニアの「そ... 胡乱亭 さし絵のサイン 水牛だより ヒツジのタンス らしさ ーY.tricotー atelier ALDE... les 100 sacs... 光と影をおいかけて 風 daily-sumus2 日々の皿 侘助つれづれ ウェスタンニューヨークの... daily-sumus3 絵日記日和 外部リンク
別館
ライフログ
ブログジャンル
|
2023年 09月 24日
![]() ![]() ![]() #
by Kcouscous
| 2023-09-24 23:57
| 旅
2023年 09月 23日
![]() 秋分の日が来て、さすがにぎらぎらの日差しが衰えたからなのかどうか、ホテイアオイに花が咲いていてびっくりした。こんな無愛想なホテイアオイが花をつけるとは思わなかった。この夏の暑さで哀れなメダカは釜揚げシラスのような茹でメダカになってしまったので、今後これはホテイアオイ鉢と呼ぼう。 そして八百屋の店先にはすだちが並び、待望のすだちそばをつくる。どこかの呑み屋で最後にこれが出てきたとき、よく出汁が効いてさっぱりすっきりしていて、こんなおいしいものがあったのか!と感動したものだった。再現度はまあまあ、70%くらいか。 ![]() #
by Kcouscous
| 2023-09-23 23:50
| 食べるもん
2023年 09月 13日
![]() 九月も中旬というのに、いつまで続くこの暑さ。 この猛暑の夏は誰もがみな苦労した。北国では暑さに慣れない人たちが少なからずバテているし、今日も少し風があるとはいえ、容赦無く照りつけるぎらぎらした陽射しのもとで旗を振っている赤黒い顔の交通整理のおじさんたち、消耗した顔で座り込んでいる休憩時間の工事現場の人たちを見て、だいじょうぶなのか?!と心配になった。↑この写真はどこかのネット新聞から借りてきたものだが、毛皮の帽子をかぶった直立不動の衛兵も大変だったろうなぁ。この夏、ポルトガルを旅した南仏在住の姪は、連日47℃くらいあって具合が悪くなりかけたと言っていた。 辛抱もあと少し……だといいけど。 元気をつけるために今日のごはんは、ルーローハン(魯肉飯)! レシピはYouTubeのコウケンテツ・キッチンから。 これにしたのは、この本↓を読んだからだ。 今日の一冊 『魯肉飯(ろばぷん)のさえずり』温又柔(おんゆうじゅう)(中央公論新社/2021) 台湾人の両親を持ち日本で育った作者による、織田作之助賞受賞の小説。中心にあるのは二つの国にまたがって生きる家族間の葛藤、外国で暮らす人が経験する大変さや疎外感だ。異なる国の人や文化を受け入れ、興味を持って積極的に知ろうとする人とそうしない人についても描かれていて、それを象徴的に表す道具として「魯肉飯」が使われている。たとえば主人公の日本人の父は、やがて主人公の母となる台湾女性の家に初めて行ったとき、その母の作る台湾の代表的な家庭料理の「魯肉飯(台湾語では「ろばぷん」と発音するらしい)」を三杯もおかわりして瞬く間に一家と馴染んでしまうが、主人公が結婚した若い日本人男性は、一口食べて「こういうのは日本人の口にはあわないよ」と言って、もっと「ふつう」のごはんにしてほしいと言うのである。異国の文化受容という点で、言語に負けず劣らず、食べものは大きな意味を持っているのだ。 日本語と中国語と台湾語が混じり合う環境で育った主人公は、日本で育っていくにつれて、日本語が不得手な母親とのコミュニケーションがうまくいかなくなる。父親と娘との込み入った会話にまじれない台湾人の母親は疎外感に悩むのだが、その部分で私は在仏の姪のことを思って切なくなった。小さいうちはいいが、だんだん子どもが成長し、完全ネイティブ・フレンチになるにしたがって、ネイティブでない母親は父娘間の会話から疎外されていくのではないか……。まあ、単なる部外者の老婆心ではありますが。 ちなみに、その娘はこの9月から小学校一年生になった。フランスの学校では入学式もなくて、言われた日に登校してそのまま授業が始まったそうで、翌週にはこんな授業もあったという。うーん、これじゃ、日本人には育っていかないよな。 #
by Kcouscous
| 2023-09-13 21:20
| 製本/本
2023年 08月 24日
![]() いつまで続くこの暑さ。 前回書いたとおり、ニューヨーク・タイムズ紙の料理欄は「暑いから料理しないで!」と呼びかけていたが、今日見た日本の雑誌には「暑いときは一汁三菜なんか作らなくていいのです。肉も野菜もいっしょに採れるものを一皿だけ作りましょう」と書いてあった。なるほどと思って、豚肉と茄子その他の野菜の味噌炒めを一皿だけ作る。 しかしそうばかりも言ってられないので、お盆にはいちおうこのあたりの伝統精進料理「おくずかけ」も作った。 椎茸と昆布で出汁を取った醤油味のおつゆで、具は地域や家庭によっていろいろだが、とにかくたっぷりで豆麩はかならず入る。宮城県北部の涌谷ではおぼろ豆腐がかならず入るとその町出身の友だちが言っていた。これに葛粉や片栗粉でとろみを付けるので「おくずかけ」という名が付いているのだが、うちでは代々とろみをつけたおつゆが好きではないので、くずをかけないおくずかけ^^。これに長さ10cmほどの短いうーめんを入れて食べる。茶道裏千家の14代千宗室夫人の千嘉代子さんは仙台出身なので、彼女がお茶事をするときはかならず「おくずかけ」が出たそうだ。 しかし、いつまで続くこの暑さ。 *だらだら夏のだらだら読書 #
by Kcouscous
| 2023-08-24 21:52
| 製本/本
2023年 07月 30日
![]() この夏は異常に暑い。ここ北国でさえ連日33℃、34℃で、今週は36℃、37℃という驚くべき予想も出ている。ぎらぎらした直射日光に曝されてものみな枯れるコンクリートのベランダで、うまくできるのは梅干しだけだ。 夏の定番そうめんのつゆに、梅干しとみょうがを刻んで入れると、どんなにぐったりしているときでもするする食べられるので、毎年1キロか2キロの梅干しはつくっている。サラダのドレッシングにも使えて便利。 この猛暑は北半球全体に及んでいるらしく、北アメリカも連日35℃〜、砂漠や平原地帯になると45℃〜50℃を超えているそうだ。今日の『ニューヨーク・タイムズ』デジタル版の料理欄は、見出しが「とにかく暑いから料理はしないで!」なので笑った。コンロに鍋をかけたりオーブンに火を入れたりすると死ぬから、冷蔵庫にあるシャリシャリした生で食べられる野菜をなんでもいいから皿に盛り、何か手近にあるタンパク質ーーチーズとかサラダチキンとか、もし6分だけコンロに火を点けるのを我慢できるなら半熟卵とかスクランブルエッグなどを載せて、好みのドレッシングをかけて食べるようにとあって、アボカドやニンニクを使ったいろいろなディップソースのレシピが書かれていた。 ここはそこまで悲壮な状況ではないので、今日のお昼は定番ゴーヤチャンプルーとそうめん。 できるだけちゃんと食べ、しっかり水分を摂って睡眠不足にならないように気をつけて、おたがいになんとかこの猛暑を乗り切りましょう。どなたさまも御身お大切に。 #
by Kcouscous
| 2023-07-30 12:37
| 食べるもん
|
ファン申請 |
||