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2023年 03月 21日
「春だねぇ、家の周りにふきのとうがいっぱい出ているよ」と福井の友だちが言うので大いに羨ましがったら、翌日ボール箱いっぱいのふきのとうが送られてきた。今日はふだんは見ない野球の試合などを見ながら、せっせとふき味噌づくりに励む。 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では日本チームが、高校野球では仙台育英が、どちらもサヨナラで勝って気分が盛り上がった。プロ野球はぜんぜん興味がないのでわからないが、こういう特別な試合は凝縮されたドラマを見るような気がして、つい見入ってしまう。 WBCのゲームは華やかでテンポが速く、めちゃくちゃ非凡な才能を持つ若い選手がわさわさ出て嘘みたいに実力を発揮し、まるで今をときめく反田恭平や角野隼人や亀井星矢やらがチームでショパンコンクールに出て戦っているみたいにすごかった。例えが変ですけど(^^;) #
by Kcouscous
| 2023-03-21 18:02
| 食べるもん
2023年 03月 19日
思えば去年のお彼岸の時期も雪が降って本当に寒かった。 * 法事のイベントで親族が集まった。コロナ禍で長いあいだ国境を越えられなかった姪一家もようやく南仏から参加することができた。前回会った時は一歳だった姪の娘はもう五歳になっていた。誰にとってもこの三年間の時間の意味は大きかったな。 ↓初めての懐石子ども膳の内容に戸惑うフランス生まれの五歳児。コレハイッタイ タベラレルモノナノカ? #
by Kcouscous
| 2023-03-19 12:17
| あれやこれや
2023年 03月 11日
そうこうしているうちにベランダのミモザも咲いていた。北国の吹きさらしベランダに冬じゅう放置していた鉢植えでも、健気に花を咲かせて嬉しい。ちなみにさきおとといの3月8日はミモザの日(国際女性デー)だったのだとか。 山の家から掘り起こしてきたクリスマスローズもちゃんと咲いていた。 思い起こせば12年前の今日は突然に雪が舞い、電気もガスもないなかで本当に寒かった。今日は穏やかな日差しでぽかぽか暖かい。 本を返しに図書館の入っているメディアテークに行くと、ちょうど一階フロアで「3がつ11にちをわすれないためにセンター」というところが被災地各地の当時と復興過程の写真やビデオや人々の音声録音などのさまざまな資料を展示していた。資料をめくったり映像の前に佇んだり、ポストイットのメモに自分の経験を書き込んで貼ったりしている人たちはおおぜいいるのに、奇妙にざわめきがなく静かなのが印象的だった。 地震発生の2時46分になると館内放送が流れ、職員もお掃除の人も通行人も、建物内にいたすべての人がその場に静止して1分間の黙祷を捧げた。彼らの魂が安らかであるように。 #
by Kcouscous
| 2023-03-11 10:53
| あれやこれや
2023年 02月 26日
*今日の一冊 『台湾の少年2ー収容所島の十年』ゆうはういん・しゅうけんしん作/倉本知昭訳(岩波書店/2022) ↓前回の1の続き。この巻では、蔡焜霖(さい・こんりん)さんが無実の罪で捕われて収容所島に送られ、劣悪な環境で十年間の強制労働に従事させられ、ついに刑期を終えて台北の実家へ帰るまでが描かれている。台湾本島の南東にある緑島というこの小さな島には、戦後、中華民国政府によって十数万人の政治犯が収監されていたという。それも、ひどい拷問によって自白書を取られ、行ったこともない非合法集会に参加していたとか、会ったこともない要注意人物と結託して政府転覆を謀ったとかいうでっちあげの罪で十年とか無期懲役とかに処され、あるいはいとも簡単に銃殺された。 台湾は親日的だとよく言われるし、私がずいぶん前に台湾を旅行した時もみな驚くほど親切で、ガイドのおじいさんなどは中国大陸からの団体観光客を見かけるとわざわざ指差して、日本語で「ほら、中国人だ、見なさい。やかましいから」などと侮蔑的な眼差しで日本人の私たちに言うので、すごく不思議な気がした。日本の植民地時代、台湾の人たちは被統治者としてさまざまな苦しみを味わったが、その後に来た中国国民党政府があまりにひどいことをしたので、それ以前の日本人がよく見えるようになったんだという話をどこかで聞いて皮肉な思いがしたものだが、それはこういう白色テロの恐怖政治の時代のことを言っていたんだとこの漫画本を読んでよくわかった。 しかし漫画本といっても、この作品は物語を絵だけで伝えるには難しいようでコマの運びに少し飛躍があり、え?どういうこと?と思う箇所にはこまかな注釈と、状況説明と、歴史年表と、登場人物(焜霖さんの実在の収容所仲間)の略歴など、つまり漢字の多い文字がどっさり付されていて、決して子ども向けのわかりやすい漫画本ではない。したがってウェスタンニューヨーク在住のOkanoさん、先日の紹介文を見て、今度日本に一時帰国したら孫にこの本を買ってあげようとブログに書かれていましたが、これは子どもには難しすぎると思います。買ってあげても喜ばれないと思うので、ほかの本にしたほうがいいですよ〜。 #
by Kcouscous
| 2023-02-26 23:29
| 製本/本
2023年 02月 22日
おまつりはまだ続いている。近くのスーパーに行ったら向かい側の建物のフェンスにこんな横断幕がかかっていた。 今日は東京で授賞式があったらしくて、地元のニュースで佐藤さんの受賞の挨拶を何度も流している。仙台に帰ってお母さんに「芥川賞を受賞したよ」と報告すると、お母さんは「頑張ったらもう一回取れるべか」と言うので、「うーん、どうだかわかんないけど頑張ってみる」と答えておいたと言って聴衆を笑わせていた。小説は暗いけれどもユーモアのあるひとだ。 * ところで、また年寄りが言葉づかいに難癖つけてこまかい揚げ足取りをしていると言われるかもしれないが、最近気になるのが「……ればいいのかな」という言い方だ。インタビューされた誰も彼もが言う。なにか曖昧でいいかげんな、自分はあんまり関係ないんだけどさというような言い方ですごくいやだ。「工夫して調理してお客さんに喜んでもらえればいいのかなと思います」とか、「一人でも多くの人を助けられればいいのかなと思います」とか。そりゃ、いいに決まってるでしょうと私はひとりでツッコミを入れる。 「助けられればいい」とか「助けたい」とはっきり自分の願望や意志として言えばいいのに、「のかな?」とぼかしてしまうところが姑息な感じがする。できない場合に備えて、あらかじめ保険をかけている感じ。政治家やプロのスポーツ選手でさえ言う。「優勝に向けて頑張っていければいいのかなと思います」って………頑張れよ。 #
by Kcouscous
| 2023-02-22 22:15
| あれやこれや
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