by Kcouscous カテゴリ
フォロー中のブログ
foggyな読書 ことのは・ふらり・ゆらり... となえウタと 往来座地下 NabeQuest(na... 春巻雑記帳 日常と夢の記憶 石のコトバ O Kumatetsu Ga... Lenzgesind エッフェル塔マニアの「そ... 胡乱亭 さし絵のサイン 水牛だより ヒツジのタンス らしさ ーY.tricotー atelier ALDE... les 100 sacs... 光と影をおいかけて 風 daily-sumus2 日々の皿 侘助つれづれ ウェスタンニューヨークの... daily-sumus3 絵日記日和 ウェスタンニューヨークの... 外部リンク
別館
ライフログ
ブログジャンル
|
2017年 06月 22日
むかしバイト先でいっしょだったフランス人の青年が、新聞に載った日本の国立大学の入試問題を見て「こんなの大学入試問題じゃないよ。ただのクイズだ」と鼻で笑ったことがあった。それならフランスの大学入試問題はどういうのか見せてもらったら、問題は一問か二問で、「デカルトのなんたらについて議論を展開せよ」とかいうようなものだった。こんな試験を高校卒業間近の子ども(日本の場合ね)が受けるのだ。そういう試験に受かった者が大学生になり、そのうちのとくに出来のいいエリートが官僚になり、大統領になるのである。教養と論理の組み立てという点でとても太刀打ちできるものではない。 ひるがえって日本では「未曾有」を「みぞゆう」と読んでバカにされた大臣がいたが、最近では「便宜」を「びんせん」と読んだ副大臣がいる。しかも文科省のだ。自慢じゃないが私だって読めない漢字はいっぱいあるからそれはまあいいと思う(か?)。この人は、手の付けられないヤンキーが教師になったというので有名になった人物だ。きっと既存の社会体制に風穴を開けてくれるだろうと期待した人たちも多かっただろう。その人がいつの間にか国会議員になり、いつの間にか副大臣になっていた。社会のあらゆるものに反抗してツッパっていたその人が、いまや体制の内側にすっぽりおさまって、官僚の書いた答弁書を間違えながら読んで強権政権をかばい立てしてるってどーよ。昔のヤンキー仲間はちょっとヤキを入れてやったらいいんじゃないのか。 ゆうべ「セーラー服と機関銃」のDVDを見たばかりなので、思考がヤクザ・マインドになっていてすみません。
by Kcouscous
| 2017-06-22 21:26
| あれやこれや
|
Comments(8)
Commented
by
haru_rara at 2017-06-23 19:14
小気味のいい展開でスッとしました。「カ・イ・カ・ン」!
0
全く同感です!!
Commented
by
daikatoti at 2017-06-23 21:29
このサクランボは、もしかして庭で採れた?
Commented
by
Kcouscous at 2017-06-23 22:46
*ハルさん
かの有名な「カ・イ・カ・ン」、薬師丸ひろ子ちゃんははけっこうクールに言ってるんだと初めて知りました^^
Commented
by
Kcouscous at 2017-06-23 22:47
*ハナさん
ヤキを入れてやるっていうことに?(笑)
Commented
by
Kcouscous at 2017-06-23 22:48
*totiさん
うー、私の心の傷に触れたかも。
Commented
by
bongsenxanh at 2017-06-24 23:14
本当、あんな人が文科副大臣を務めるこの国は終わっています。
体制に反抗する「ヤンキー」を売り物にして有名になった人が、体制におもねって「文書内部告発者を処分する」とか言う卑怯者になり下がる。 「こういう人をヤンキーじゃなくてチンピラって言うんだ」と言った人がいました。 至極納得。
Commented
by
Kcouscous at 2017-06-25 08:07
*ふえさん
チンピラの風上にも置けない(笑) 「内部告発者を処分する」というのが許せないですよね。スノーデンの内部告発によってアメリカは大量監視を規制する法律や機関をつくったけど、日本の議会や司法は終わってる。
|
ファン申請 |
||