by Kcouscous カテゴリ
フォロー中のブログ
foggyな読書 ことのは・ふらり・ゆらり... となえウタと 往来座地下 NabeQuest(na... 春巻雑記帳 日常と夢の記憶 石のコトバ O Kumatetsu Ga... Lenzgesind エッフェル塔マニアの「そ... 胡乱亭 さし絵のサイン 水牛だより ヒツジのタンス らしさ ーY.tricotー atelier ALDE... les 100 sacs... 光と影をおいかけて 風 daily-sumus2 日々の皿 侘助つれづれ ウェスタンニューヨークの... daily-sumus3 絵日記日和 ウェスタンニューヨークの... 外部リンク
別館
ライフログ
ブログジャンル
|
2017年 05月 05日
去年の秋、鬼のようになって地下茎を引き抜きまくったのに、今年も元気に咲いたシャガ。まあこれは花がきれいなのでグラウンドカバーにするのもいいかもしれない。これと格闘するのはもうやめにしよう。 *今日の言葉 村上春樹『村上春樹翻訳ほとんど全仕事』(中央公論社/2017年)から。 いつも言うことだけど、翻訳というのは一語一語を手で拾い上げていく「究極の精読」なのだ。そういう地道で丁寧な手作業が、そのように費やされた時間が、人に影響を及ぼさずにいられるわけはない。 村上「……僕はね、小説に関してもおおむねそうだけど、自分の書いた文章に対して何か注意されても、あまり気を悪くしないたちなんです。」 柴田*「そう、それがね、村上さんの本当に希有なところだと思います。翻訳って、なまじある程度は正解・不正解があるから、直されるとみんな傷つくというか、なんか根に持つみたいなんですよね。」 …… 村上「そうなんですか? 朱を入れられることで、文章は更に良くなっていると思うんですけどね。文章というのは基本的に、直せば直すほどよくなってくるものなんです。悪くなることはほとんどありません。」 *柴田元幸:チームを組んで村上春樹の訳文をチェックしている東京大学英文学教授で翻訳家。
by Kcouscous
| 2017-05-05 14:33
| 製本/本
|
ファン申請 |
||