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2014年 02月 21日
作家のルースは執筆の時間を奪われることに苛立ちながらも、ナオの一家の消息が気になってネット検索に夢中になっている。このあたりがすごくリアルタイム。彼女はまずGoogleの人探しのサイトで津波の被害者リストにナオたちの名がないか探す。該当する人はいないようだ。次に、ナオの日記からいくつかキーワードを取り出し、当たりをつけてさまざまに組み合わせて検索を試みる。やがて自殺について研究しているスタンフォード大学の心理学教授のサイトで、ナオの父親らしい人物の手記がヒットする。 ナオの日記によると、ナオの父親はカリフォルニア・シリコンバレーでもてはやされたコンピュータープログラマーだったが、ブームが去って失職し、日本に帰ってきて失意の日々を送っていた。自殺願望に取り憑かれて中央線快速に飛び込むが失敗し、以来"hikikomori"になって家で哲学の本を読んでいる。ナオは相変わらず壮絶ないじめのなかで毎日を必死に生きのびている。ある日、教室で彼女の葬式ごっこがおこなわれる。産休代理教員もそれに加わってお経をあげている。。 いっぽう、ルースと環境芸術家の夫オリヴァーが暮らすバンクーバー島に、見慣れないカラスが現れる。それはこのあたりにはいないはずのハシブトカラスで、津波の漂流物に乗って日本から渡ってきたのではないかとオリヴァーは言う。カラスは高い枝に止まって、意味ありげにじっとルースを見つめている。。。 (第一部終わり) う〜む、ちょいとオカルトがかってきたかも。
by Kcouscous
| 2014-02-21 22:23
| 製本/本
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Comments(6)
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bongsenxanh at 2014-02-22 19:38
つづき、ありがとうございます!
う~む、なんだかちょっと村上春樹ワールドっぽくなってきましたか?(^^;) そのハシブトカラスが突如、自分はナオの生まれ変わりだとか言って、語り出すとか(笑) またまたつづき、楽しみにしております。
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Kcouscous at 2014-02-23 11:16
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mototot
at 2014-02-23 19:50
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Kcouscous at 2014-02-24 00:13
車につらら張ったの初めて見ました。エンジンはかかるんだろか。
語り部、いいですね。チェロの代わりに琵琶でもお習いになったら?(^^)
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Kcouscous at 2014-02-25 00:05
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