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2012年 08月 19日
これは去年のSAVE JAPANキャンペーンのシンディ・ローパーTシャツ。シンディ・ローパーは去年の3月11日にちょうど公演で来日中だったが、どうしてもやると言い張ってその日のコンサートを敢行したそうだ。その後しばらくたってからも被災地の小学校を訪ねてきて、ややわけわからんという顔の子どもたちを懸命に「ガンバッテ!」と励ましていた。とても人柄のいいアーティストである。 むかしシンディ・ローパーの追っかけをしている友だちがいて、市体育館でのライブ・コンサートにつき合わされたことがあった。開演となり、シンディが登場して観客が総立ちになった瞬間、友だちにアクシデントが起こった。聞けば、踊り出した隣の女の子の腕がばーんと顔に当たって、コンタクトレンズがぽろりと落ちたのだという。コンサートのあいだじゅう彼女は踊ったりもぞもぞかがんだりして忙しかったが、遠くから高い交通費をかけてきたにもかかわらず、哀れにも最初から最後までステージのシンディの姿は見えなかったのだった。 コンサートが終わると「ひとこと言ってもいいかしら?」と言うので、「いいんじゃない」と言うと、当人たちの間で短いやりとりがあった。あとで彼女は「テキもさるものだわよ」と私に言った。隣の女の子はそのとき少しもあわてず、「ハードですか? ソフトですか?」と聞き、人差し指をなめてさっと床をさぐって「はい」とレンズを渡してくれたのだそうだ。 その友だちもいまはどこかの大学の学部長をやっているが、シンディ・ローパーというといつもその話を思い出す。
by Kcouscous
| 2012-08-19 23:25
| あれやこれや
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Comments(4)
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とっしゅ
at 2012-08-20 00:51
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うむ、敵ながらあっぱれ!
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Kcouscous at 2012-08-20 23:25
*とっしゅさん
うむ、女は黙ってサッポロビールみたいなひとです(古いか…)
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nabetsuma at 2012-08-22 11:22
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Kcouscous at 2012-08-22 18:55
*nabetsumaさん
うむ、閉鎖された空港でとはすごい。 何かやってあげたいという善意が全身からあふれてるおばちゃんだよね。 この友だちはちょっと変わり者で変な経験をいろいろしてるんですが、それでもいまの学生には手を焼いてるらしい。。
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