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2012年 07月 04日
某所で、オケの団員たちが何食わぬ顔で地下鉄に乗ってきて、あちこちで楽器を弾き出して乗客たちを驚かせる楽しい動画を見た。その曲を聞いて思い出したが、私が高校生のころ2年間住んだ港町では、お昼だったか夕方だったか、決まった時間になると壊れたオルゴールのような音でのったりのったりと、タリラ、ラリラ、タリラ、ラリラ、タリラ、タリラ、タリラ、ラ〜というメロディが流れた。兄と私はそれを聞くたびに、なんて芸のないへたくそな曲なんだとこきおろしていたが、ある日、他所から兄の友だちが遊びにきてこの有線放送のメロディを聴き、「あ、ペール・ギュントだ」と言った。 以来、兄と私は黙って厳粛な顔でこのメロディを聴くようになり、ものに名前が付くことの重みとか、無知が知を畏れる気持ちとか、知ってしまったあとの不純さとかを知ったのであった。 (記事と映像は関係ありまへん)
by Kcouscous
| 2012-07-04 23:20
| あれやこれや
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