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2010年 10月 22日
えっと、お待たせしました。 ほるぷの復刻日本児童文学館のなかから、 酒井朝彦著『木馬のゆめ』(原本は昭和5年/金蘭社発行) 装幀・挿絵は初山滋で、函から表紙から金箔押しの文字の背から見返しの絵から、どこをとってもまったく手抜きがなくて豪華。初山滋の絵はバタくさくてモダンな味がある。酒井朝彦という作者は知らないが、お話はとりたてて大きな事件や勧善懲悪の冒険があるというわけではなくて、日々の穏やかな暮らしや子どもと自然の関わりあいがゆったりと語られている。 昔の児童書は装幀や絵も楽しみだが、ことばづかいがとても興味深い。 「まひ子の すずめなの。かはいさうだねえ。ぢゃあ お米でも くれて やりませう。ねえ ねえちゃん!」 ぼっちゃんは お米を 一つかみ もってきて、お庭へ ぱらっと まいてやりました。 すずめにはお米をくれてやるのだ。「お花に水をあげてください」、「煮立ったらひっくり返してあげて、さらによく煮てあげましょう」というTV番組の言いようにいちいちひっかかっている私には、とても心安らぐ文章。そういえば、最近すずめを見ないな。。
by Kcouscous
| 2010-10-22 12:34
| 製本/本
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Comments(4)
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at 2010-10-22 13:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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Kcouscous at 2010-10-22 23:24
*鍵コメさん
今日は5個いきました^^
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yocchi0220 at 2010-10-27 20:29
えっと、待ってました!^^
この独特の絵、いいです。確か昔読んでいた坪田譲治の本の挿絵も 初山滋を連想させるんですけど、そうだったのかなぁ… ああ、なんだか、何かをこしらへたくなってきました。 何をこしらへませうか。
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by
Kcouscous at 2010-10-27 23:06
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