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2009年 11月 04日
![]() 村上春樹の『1Q84』(新潮社/2009)をようやく読んでいる。だいたいベストセラーは読みたくないという天の邪鬼な気持ちがあるし、発売当初は売り切れで本屋になかったし、たぶん一度しか読まない大きなかさばる本は買いたくなかったからだが、たまたまその本の話題になったときに友だちが持っていて貸してくれたのだ。それに、先日このブログに残された書き込みにとても興味を引かれたからだ。 その書き込みには、「小説で知らない単語“現ナマ”」が出てきたので、ヤフー検索でその語を入れたら「このブログが見えました。ちゃんと答えがあって、よかったと思いながら、サイトをふっと拝見しました。きれいですね。ちなみにその小説は村上さんの『1Q84』です。Book 2の335ページです。ありがとうございました」とあった。 これって、すごく村上春樹の小説的じゃないだろうか。ある日突然、知らないひとからメッセージが届き、それをきっかけに私は不思議なパラレル・ワールドに引き込まれて、羊を探す謎解きの冒険に出かけるのだ……なんちて。 裏社会とは関係ないはずのこのブログがどうして「現ナマ」という検索語でヒットされたかというと、9月4日の記事に太宰治『斜陽』の注解について書いていて、そのタイトルが「『現なま』とは『現金』のことである」となっていたからだ。それは「現なま」という語はもう注釈を付けなければならない死語なのか?!という内容だったのだけれど、その書き込みのおかげで、あのナウい(死語)村上春樹サンが「現ナマ」という語を小説で使っていて、彼の読者にはもうその語がわからない若い人たちがいて、その人々は知らない言葉が出てくるとヤフーで検索するのだということがわかって、すごく面白かった。 へえ~~、そうなんですか。現ナマってもう 死語なんですか。 なにか時代が目の前を速いスピードで通り過ぎていくような、、気がします。。。 今日、愛犬まんと近くのOO田古墳を観に行ったら2000年前の古墳なんですよ。 2000年前に同じ場所にヒトが確かにいた、と思うと不思議で臭いかんだり、触ったりいろいろしたくなりますね。もうきれいに観光地になってるので愛犬まんは 何の反応も示さなかったです。 どんどん時代は過ぎていく。。今も。。。 知ってても知らなくてもどっちでもいいけど、知ってた方がちょっと楽しい、というようなことを知らない人が、特に若い人に多くなっているような気がします。 でも、自分の若い頃はどうだったかというと、そんなだったかもしれませんが… う~~む…そうかぁ。 歳とるはずやなぁ…。(-.-;) *まんハハさん そうか、愛犬まんちゃんのハハで、まんハハさんなんですね。 2000年前(!)ではいくらまんちゃんの鼻でも匂いを嗅ぎ当てることは無理だったでしょうが、まあそこまでいかなくとも、もう『現ナマに手を出すな』なんていう映画を見る人もいなくなったのかもしれないですね。 *akebonさん そうですねぇ。明治時代のひとでも、いまの若いもんはものを知らないで困る!と言われたといいますからねぇ。 でも確かに文化の連続性というのはなくなってるかもしれないですね。 *とっしゅさん うん。 私もそう思った……(^^;) 本いっぱい読んでりゃ、そんな古典でなくたって、ググらずともおのずと意味はわかってくるべ? と、人のことは言える。 *motototさん まあね〜〜〜 でも、ヤフるでもググるでも、調べるだけえらいで。 外国人かもしれません。 意外と、村上さんのお陰で日本にくる人が多いかも。。。 僕の場合は、子供のごろから持ってた日本への思い、人から聞いた日本人の話、戦争、歴史教科書の日本。。。 それに、日本語で友達と話してた父親のことなどが大学時代の新聞奨学生のポスターがきっかけになったケースです。 その中でも最も大きな影響をくれた二つの本があります。 李御寧 教授の'縮小志向の日本人'と村上さんの’ノルウェイの森’でした。 現在にわたる日本の文化、その文化の中で一人の小説家を見て、 一つの国として、人間として理解することが始まりました。 この小説は久しぶりで、急いで読んだんですけど、少しは失望な感じがありますね。 最後まで読み切って、互いに感想を話し合いたいんですね。 *現ナマが知らないものは外国人かもしれません、と書いてくださったかたへ
こんにちは! コメントありがとうございます。 ちょっと古い言葉になると外国人にかぎらず日本の若い人も知らない人が多いようですよ。 いろいろな興味を感じて来られた日本では、よい日々をお過ごしでしょうか? 失望の日々でないといいのですが。。 村上作品のおかげで日本に来る外国人が多いというのはすごいですね。作家の力というのは大きいものなんだなあとあらためて感心しました。 『ノルウェイの森』は外国で人気がありますよね。読んだのはだいぶ前ですが、私はあまりいいとは思いませんでした。村上さんもどんどん変わってきていると思うので、今度の作品はどうなのか、読み終わったらまた感想を書いてみたいと思います。
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